| 2. フリット・マーブル |
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単色盛りした上にフリットを乗せ、焼成中にマーブル棒でかきまわすと、フリットが引っ張られ、動きのある作品が出来る。但し、炉の中の温度は800℃以上になっており、非常に目・顔が熱く、作品は全体が真っ赤になって、どこに何があるのかわからないような状態で、思うように出来るかどうかは出来あがってのお楽しみ。
かき混ぜ方によって、様々なバリエーションの模様が出来る。
*マーブルとは?
大理石模様のことを云う。
左の炉を使用する。
炉の中央の穴をのぞきながら、作業をする。 |
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| 3. 重ね焼き |
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| 色見本 |
不透明の白で下地を作り、次に色見本より一色塗り、
透明のビーズ・フリット等をデザインしながら乗せ、焼成する。
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重ね焼きの応用として
(宝石色) |
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盛り付けては焼き、その上にさらに違った釉薬を塗りつけては焼成するというように、何回もこの作業をを繰り返して作る技法。
重ねた色が融合して、深い味わいのある宝石(オニキス・サンゴ・ヒスイ・赤メノウ・トルコ石・オパール・ キャッツアイ)のような色調が楽しめる。
*キャッツアイは、途中かきわりをしながら、8回程度の作業の繰り返しである。
*一度に厚く塗っても、深い味わいが出ない。
*単純な作業の繰り返しである。 |
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| 4.彫金板 |
色見本 |
彫金板とは、地模様を施した物を云う。
彫金板の表面は細かな凹凸の模様があり、施薬する場合材料の表面に沿って丁寧に盛り付ける。不完全だと、ピンホールが出来やすい。余り厚く塗ると、下地の模様が見えなくなる恐れがある。
又、透明釉薬はデリケートなので、注意して扱う事が大事だ。
*ここでは、色をたくさん使用すると、混合してしまうので、一色のみとしている。
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| 5.シルバー (単色盛り・材料によっては何色も可) |
| 色見本 |
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*シルバー用の釉薬は銅板に使用してもきれいな発色にはならない。 |
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| 6.銀箔1・金雲母ちりばめ |
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細かくちぎった銀箔(又は、金雲母)を釉薬を塗った上に散らすように置き、一度焼成し、シルバー用釉薬を上に重ねて焼成すると、細かな銀箔(又は金雲母)が乱反射し、より美しくキラキラと出来上がります。初心者でも思った以上に美しく出来上がります。 |
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| 7. 噴釉 |
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釉薬の性質の違いを利用した技法。
不透明色は高温で流動し広がる性質がある。これを下地に焼成し、次に高温では縮む性質の透明色を盛り付けて焼成すると、下地の不透明が上の透明色を押しのけて、上に噴出してくる。不透明色が斑点状になり、独特の模様が出来ることになる。 |
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| 8. 紋ちらし |
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下地に映える色を大・小様々な厚盛りの玉状に置き、面相筆で小紋のように引き散らす。出来上がったものが、小紋柄になる。割合と日本的な柄になる。 |
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| 9. ベネチアンのせ (ミルフィオリ) |
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不透明を塗り、その上にベネチアンガラス(ミルフィオリ)を乗せ焼成する。
*ミルフィオリとは、ベネチアンガラスのひとつで、千の花という意味。色とりどりの小花や幾何学模様のものがあり、見ているだけで楽しくなる。これも透明、不透明が有り、形も特大、大、中、小とあって、材料によって使い分ける。 |
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| 10. チタンガラスのせ |
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不透明を塗り、その上にチタンガラス(ダイクロガラス)をのせ、焼成する。
チタンガラスとは
薄くしたチタンをガラスに焼きつけた材料
(ダイクロガラスと呼ばれている) |
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| 11. ふりかけ |
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各技法によって出来上がった作品の最後にフリットの粉末を耳かきの様な物で上からパラパラとふりかけて作る技法。
以外と簡単で面白く出来る。パラパラとふりかける具合が難しいが、それなりに楽しめる。 |
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| 12. シール(転写シート) |
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釉薬(透明・不透明・シルバー等いずれも可)を一度焼成し、別に用意されたシール(有料、多数有り。1枚300円~2000円位)を転写し(上に張り付ける)熔着(焼成)させる技法。作業自体は単純だ。出来上がった作品は面白くもあり、なんだこれはと思うこともある。
*金彩プリント(金・銀・プラチナ等を幾何学風他色々とデザインされた物)を使用すると、豪華な感じに仕上げることが出来る。 |
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| 13. シルバー「リンプル」 |
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| 七宝釉薬とチタン(ダイクロ)ガラス・ミルフィオリを使用した新しい技法 |
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| 14. ミルフィオリペンダント(透胎) |
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銀枠の中にミルフィオリを隙間なく詰め込むように並べ、焼成する。
材料 ガラス・ミルフィオリを使用して作ります。
時間 1時間位(かなり個人差あり)
徐冷時間 1時間~2時間
費用 2000円~
*作業終了後、徐冷(1~2時間)後取りに来て下さい。 |
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| 15. スレット七宝 |
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スレットとは?
ガラスをバーナーで熱して、アメ状になったら引っ張り、細い棒状にした物。(引張る速度によって細くも太くもなる。色々と作ってみるのも面白い)
材料の上に好きな釉薬を塗り(技法は自由)その上にスレットを好みの長さに切り、デザインしながらのせるだけ。
又、溶けた時に、マーブルをしてもなかなか面白い作品が出来上がる。 |
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| 16.和紙七宝 |
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七宝で使用される材料を使用。
銅板の材料の上に和紙をシワの無いように貼り付け、乾燥したら上にマニュキアのクリアを塗って出来上がり。 |
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多色盛り |
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ひとつの材料の上に、二色以上の色を盛り付けて焼成する方法。
自由にデザインしながら作る事が出来ますが、色と色との境界がなかなか上手く表現する事が難しく、ボヤけてしまったり、釉薬が混合して、何の色を使用したかわからなくなってしまって、エッーこれなーにと言うような感じに、最初はなってしまいます。何回かやって見ないと感覚がうまくつかめません。絵の具を使用して絵画を描くのとは全く違います。 |
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窯変 |
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窯変とは、七宝焼で使用する釉薬の中に、高温に(900℃~1000℃)なると不透明色から透明色になる性質のものがある。この釉薬を使用して(主に彫金板を使用)作る技法。
普通の透明釉薬とは、また違った輝き(怪しい感じ、何とも言えない発色になる)で表現される。 |
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かきわり |
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七宝えのぐを盛りつけたところに、細い物(竹ぐしや千枚通しなど先のとがったもの)でデザイン線を引いていき、デザイン線の七宝えのぐを削り取る。これによって絵画的な動きのある線を描く技法。
素地に不透明色の白を盛り付け、かきわり素地が出たものを焼成すると、ちょうど、キャンバスにデザイン線を鉛筆で描いたように、銅素地の部分(かきわった線)が酸化被膜で黒くなる。このあとは透明色で彩色を楽しんで仕上げるが、不透明色はアクセント的に使わないと、せっかくのかきわった線が消えてしまうので、注意が必要。 |
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有線七宝 |
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古くから七宝焼の代表的な技法となっている銀線のリボン状の線でデザインを描く技法です。
①材料の上にデザインします。
②デザインに合わせて銀線をピンセットで形作ります。
③デザイン画の上に形作った銀線をおいて形を修正し、全部揃えて置きます。
④素地にS1番(白透)を薄く盛りつけた上にデザイン画に揃えた銀線をピンセットで置きます。
⑤約750~800℃で焼成します。
⑥彩色、焼成を2回繰り返したのち、平やすりで銀線が平らになるまで研きます。
⑦水の中で筆を使って丁寧に洗います。
⑧仕上げにもう一回か二回焼成を繰り返します。
*全部で10行程位あります。 |
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| 「七宝の技法について」坂本巨摩紀著 理工学社 1980年度版による。 |
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◦無線七宝
単色盛り
部分盛り
混色盛り
多色盛り
多重盛り
噴釉
マーブル
カキワリ
艶消し
霧モヤ
ぼかし
粒
線
型
糊線
モザイク |
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◦鎚起七宝
彫金
腐食
半立体
窯変
◦箔七宝
銀箔
部分箔
金箔 |
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◦有線七宝
箔張り
銀台
銀角線、丸線、撚り線
銅線
本七宝
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◦応用七宝
省胎
省線
透胎
電鋳
スクリーン
コーン
金液、白金液
プリント
カッティング |
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| *この他にガラス胎七宝・銀粘土七宝…多数があり、新しく開発された材料を使用した技法等色々ある。又昔の技法を復活させた技法等もある。名称も作る人によって違う表現をする場合もあるし、技法としては多種・多様である。上記の分類が一番わかりやすいと思われたので、とりあえず述してみた。 |
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